熊本県介護福祉士会ニュース

3月4日熊本県発表 県内の新型コロナ感染者の報道について

既に報道されていますが、有明保健所管内の40代の介護職の方が
新型コロナウィルスに感染されました。介護現場においては、高
齢者や障がい者、持病のある方など、免疫力が低い方々と接触する
ため、従事者自身が媒介者にならないよう努めることが重要であり、
「持ち込まない・拡げない・持ち出さない」というスタンダード
プリコーションの三原則を基本としたあらゆる対策が求められます。
既に、厚労省や保険者からの通知、事業者団体から事務連絡などを
踏まえて、面会制限や出入りする全ての者の検温・手指消毒の義務化
などの対策が多くの現場で行われていますが、あらためて今回の報道
を受け、感染対策となる情報を共有いたします。介護施設はもちろん、
利用者の生活の場に関わる在宅サービスにおいても、様々な留意点
がありますのでご参照ください。(動画版もアップされています)

 

(2/26付 熊本県介護福祉士会FB既掲載)
東北医科薬科大学病院発刊 ガイドブック
http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/

従事者の方におかれては職場の中だけではなく、自身の生活場面に
おいても十分配慮することが不可欠であり、一日も早い収束を目指
して一人一人が意識を高く持つことが求められます。

 

会としましては、行政機関をはじめ、関係団体とも連携を図りながら
必要な情報発信などを引き続き行って参ります。
今回罹患された方々の一日も早い回復を祈念申し上げます。

 

一般社団法人 熊本県介護福祉士会 会長 石本淳也